国内の薄鋼板の主要3品種(熱延、冷延、表面処理)の10月末の在庫量(メーカーと流通の合計、速報値)は431万6千トンと、9月末に比べ13万1千トン(2.9%)減少した。需給均衡の目安とされる400万トンを依然上回るが、2019年の最低水準まで減少した。メーカーや流通事業者が生産や仕入れを調整している効果が出ている。
過去10年の平均では10月は9月より約3万トン減る傾向にあったが、19年10月は平均を上回るペースで減った。米中貿易摩擦を背景にアジアや国内の鋼材需要は鈍いが、在庫増加による需給緩和を課題とみるメーカーや問屋は生産・仕入れを抑制している。10月は問屋在庫が7万トン強減った。
一方、こうした調整と相反するように輸入材は増え、国内需給を緩ませる圧力となっている。10月の入着量は29万3千トンで、韓国材や台湾材を中心に9月より約3万6千トン増えた。自動車や家電、機械、建築など幅広い分野の鋼材の母材となる熱延鋼板の入着が目立つ。アジアの鋼材市況が弱いなか、相対的に下落が少ない日本に海外品が向かう動きのようだ。
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December 02, 2019 at 03:39PM
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薄鋼板在庫、10月末2.9%減 今年の最低水準に - 日本経済新聞
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