Search

【愛媛から伝えたい】ブランド真鯛の優等生 コロナ危機で過剰在庫、数十億円「市場が全てか」 新たな価格創造に挑戦(南海放送) - Yahoo!ニュース

コロナ危機で、「中央の卸売市場に出荷できないため、生け簀に大量の養殖マダイが滞っている」(養殖関係者)。 過剰在庫は金額にして数十億円に上るといい、人口2万人の小さな町、愛媛県愛南町に「ありえない世界」(活魚運搬関係者)を生んでいます。    37業者の年間出荷量は1万1,000トン、金額にして100億円、全国に流通する養殖マダイの5尾に1尾は愛南町産です。愛南町産養殖マダイは国立公園の豊かな海で育てられた、『ブランド真鯛』の先駆け的存在。しかし市場のマダイ価格は急落、採算ラインといわれるキロ730円を大きく割り込み、過剰在庫の弱みに付け込んで安値で買い叩こうとするバイヤーがいると取材先で度々、聞きました。今もコロナ危機に向き合う養殖マダイの町の現状と、コロナ“後”の養殖業の姿を追います。

◆「ボツボツ」動き始めた養殖マダイ。しかし使う水槽は半分以下

東京都のコロナ警報情報「東京アラート」が解除される直前の6月10日、全国最大の活魚運搬会社「中浩運輸」の25トン車が、関東向けに愛南町で積み込んだ養殖マダイは794尾。運搬車には4つの水槽がありますが、一緒に運んだシマアジも含めて使ったのは2つの水槽で、ゆとり十分。こんな“贅沢な”活魚運搬車の使い方は過去にないといいます。 運転手の菅原渉さん(38)は、「6月に入ってボツボツ動き始めたが、これまで豊洲がほとんど動かなかった」と話します。

◆コロナ危機で「ありえない世界」に遭遇。「骨身に染みた」

父親が地元の漁師という中村浩之社長(53)は23歳の時、夫婦2人で愛南町の隣、宇和島市津島町で1台の活魚運搬車から中浩運輸を立ち上げ、「会社の理念なんかない。ある仕事はどんな仕事でも引き受け、生き残った」という、たたき上げの社長です。 保有する活魚運搬車は25台、従業員66人に成長し、今は全国の活魚運搬を手掛ける社長が、コロナ危機を「ありえない世界」と表現します。 「これまでは活魚の値段が安くなれば消費が活発になり、活魚が動き出した。もちろん、運送屋も忙しくなる。しかし今回は値段が下がっても、まったく動かない。経験のない、ありえない世界」。

Let's block ads! (Why?)



"在庫" - Google ニュース
June 22, 2020 at 02:05PM
https://ift.tt/3djwgHX

【愛媛から伝えたい】ブランド真鯛の優等生 コロナ危機で過剰在庫、数十億円「市場が全てか」 新たな価格創造に挑戦(南海放送) - Yahoo!ニュース
"在庫" - Google ニュース
https://ift.tt/2rEVxKJ
Shoes Man Tutorial
Pos News Update
Meme Update
Korean Entertainment News
Japan News Update

Bagikan Berita Ini

0 Response to "【愛媛から伝えたい】ブランド真鯛の優等生 コロナ危機で過剰在庫、数十億円「市場が全てか」 新たな価格創造に挑戦(南海放送) - Yahoo!ニュース"

Post a Comment

Powered by Blogger.