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プレイステーション5、デジタル版は通常版より予約在庫がはるかに少ない可能性 - Engadget日本版

PS5

Sony

9月18日からプレイステーション5の日本国内予約が実店舗やECサイトにて始まっていますが、光学ドライブ非搭載のデジタル・エディションの予約在庫がディスクの入る通常版よりもはるかに少ない可能性が伝えられています。

これは米ArsTechnicaが、大手ゲーム小売店GameSpotの9店舗につき確認した初期予約分に基づいて推測したもの。これらの店舗では在庫の約24%がデジタル版、残りの76%が通常版となっています。各店舗にてデジタル版が占める比率は、予約注文可能なPS5全在庫の13~33%で、最も多いパターンが20%でした。

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今回のサンプル調査では各店舗ごとに合計15~30台しかなく、店舗数も少ないために科学的な調査とは言えません。が、ArsTechnica調べでは複数の地域の複数の店舗でも一貫しており、全国的な傾向がうかがえるとのこと。他の小売系列の情報筋からも、デジタル版の割り当て率が似通っていると確認済みだそうです。

これらの数字は各店舗で入手できるPS5の初期供給を反映しているに過ぎず、デジタルおよび通常版に対する需要の比率を表すものではありません。ArsTechnicaの取材した店舗でも、日本国内と同じく初期予約分が数分以内に完売しており、「購入しようとしたのにできなかった」潜在的ニーズが含まれていないため。しかしデジタル版を買いたかったのに、そちらが売り切れいたために仕方なく高価な通常版に落ち着いたとの声もあったと述べられています。

明らかにデジタル版の予約在庫が少ない、この状況をどう分析するべきか。ArsTechnicaは3つの可能性を指摘しています(ソニーもGameSpotも取材に応じなかったため)。

1つにはソニーの初期供給が、通常版に偏っている可能性です。安価なデジタル版は全体的にニーズが低く、購入希望者の大半が高いお金を払ってもディスクドライブ搭載版を欲しがっていると見なしているかもしれない。ないしアーリーアダプター(新商品やサービスを熱心に求める人たち)が「本格的な」通常版を買いたがっているのを重視していることもあり得る、というわけです。

またソニーがハードウェアの収益を最大限にしようとしている可能性もあり。光学ディスクドライブ部分の製造コストは(通常版とデジタル版の価格差である)100ドルよりはるかに低い見込みが高く、通常版のほうが利益率が高いこともありうると述べられています。

第3の可能性は、小売店側がデジタル版の入荷を絞っているかもしれないこと。特にGameSpotは中古ディスクの買取と転売で高い利益率を得ていることを含めて、物理パッケージでほとんどの収益を稼ぎ出しており、顧客にデジタル版を購入されるとその客が二度と店頭でゲームを買わない恐れがあると分析されています。

その判断がソニー側にせよ小売り側にあるにせよ、「デジタル版の初期出荷が通常版よりはるかに少ない」可能性が高いのは確かです。どちらを選ぶかは個人の裁量に任されますが、判断の一助となるかもしれません。

Source:ArsTechnica

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