小惑星りゅうぐうの岩石試料が入ったカプセルを探査機はやぶさ2から分離する模様を伝えるパブリックビューイング(PV)が5日、宮城県角田市のスペースタワー・コスモハウスであった。宇宙航空研究開発機構(JAXA)の管制室内が生中継され、市民ら約20人が見学。カプセルの地球帰還に向けた一歩を管制室の研究員と共に喜んだ。
JAXA角田宇宙センターでは、はやぶさ2を載せて打ち上がったH2Aロケットのエンジン燃焼試験が行われた。角田との縁が深いはやぶさ2を応援しようと、市と市地域振興公社がPVを企画した。
管制室は相模原市内にあり、JAXAが映像を配信。分離の成功に沸き立つ管制室の光景に、コスモハウスの市民らが拍手を送った。角田市北郷小3年の斎藤庵(いおり)君(9)は「分離できたのはすごいと感じた。はやぶさ2がこれからどこに行って、どんな働きをするのかを考えると楽しい」とにこやかに語った。
PVは角田宇宙センターでもあり、約20人が分離を達成するまでの様子を見守った。大気圏に突入するカプセルを米航空宇宙局(NASA)機から観測するため、センターの研究員2人が着地予定地のオーストラリアに入っている。
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