美術館で国際切り絵コンクール特別展身延町｜NHK 山梨県のニュース - nhk.or.jp

ことしで３回目になる国際切り絵コンクールの入選作品の特別展が、身延町にある富士川・切り絵の森美術館で開かれています。

国際切り絵コンクールは２０１３年に第１回が開かれ、３回目の今回は、国内やスイス、中国などから合わせて２４１点の応募があり、入賞と入選した作品５８点が展示されています。
最高賞のグランプリに選ばれた山口県の切り絵作家Ａｔｓｕｏｍｉさんの「原始と行先」は、複雑な模様を切り抜いた４色の切り絵が少しずらして重ねられ、見る角度によって入り組んだ形と影の印象が異なります。
また、学生部門のスチューデントグランプリに選ばれた松村大地さんの「それは祈ることに似て」は、黒い紙の上に細かく切り抜いた白い紙を重ね、滝をイメージしたシンプルで迫力のある作品です。
特別展が始まった６日は、上位入賞者８人が出席して表彰式が行われ、グランプリを受賞したＡｔｓｕｏｍｉさんらに賞状が贈られました。
グランプリを受賞したＡｔｓｕｏｍｉさんは「１回目のコンクールから出品し、このコンクールで育てていただいたと思っている。切り絵をもっとアートにしていきたい」と話していました。
国際切り絵コンクールの入選作品の特別展は、身延町の富士川切り絵の森美術館で１１月２７日まで開かれています。

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