大阪ニュース
2022年10月24日
日本画に特化した私立美術館「小林美術館」(高石市)で、秋季特別展「自然を描く 実りと恵みの情景」を開催している。磯田又一郎の「洛北秋趣」など自然と共生する人の姿を描いたものや自然の景物が表現されたものなど、自然の「実り」と「恵み」が感じられる作品23点を展示している。12月11日まで。
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川端龍子「那智」 |
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磯田又一郎「洛北秋趣」 |
磯田は日展を中心に活躍した日本画家で、花鳥、人物画を得意とし、都をどりのポスターの原画も手がけた。「洛北秋趣」は、雨の中、京の町で売る柴を頭の上に乗せて、道中を急ぐ大原女を描いた温かい趣が感じられる作品。自然との共生では他に伊藤小坡(しょうは)の「紅葉狩」や竹久夢二の「落葉婦」などを、自然の景物では、川端龍子(りゅうし)の「那智」や上村松篁(しょうこう)の「秋叢」などを展示している。
担当者は「日本の自然を身近に感じていただくとともに、どこか懐かしい『心のふるさと』を発見してもらえれば」と来館を呼びかけている。
午前10時〜午後5時。大人千円、高校・大学生600円、小中学生300円。10人以上の団体は2割引き、着物の人は1割引き。月曜休館。問い合わせは電話072(262)2600、同館。
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