ケンテックスジャパンは、防衛相自衛隊幕僚監部協力により製品化される自衛隊時計から登場した特別部隊モデルの先行予約を受け付けている。
特別部隊モデルの陸上自衛隊「第一空挺団」モデル、海上自衛隊「掃海隊群」モデル、航空自衛隊「飛行教導群」モデルの計3種類を販売する。
自衛隊時計 特別部隊モデル
陸上自衛隊「第一空挺団」モデル
輸送機からの落下傘降下による空挺作戦(エアボーン作戦)や、ヘリコプターを使用するヘリボーン作戦といった空中機動作戦展開能力により、偵察や非正規戦、対ゲリラコマンドなど多岐に渡って任務をこなす持つ陸上自衛隊の第一空挺団へのオマージュを込めて製作されたモデル。
外装は傷から時計を守り光の反射を防げるよう、ガンメタルPVDでコーティングした。砲弾発射地点までの距離を計測するテレメーターや、方位計、カウントダウンベゼル機能が実装され、ソーラー発電式で電池交換不要となっている。ベルトは、軽く強靭なCORDURAナイロン製のベルクロストラップを採用し、戦闘服の上からでも着用可能な仕様。
6時位置のインダイヤルには部隊章がデザインされ、裏蓋にはエンブレムとともに同部隊の空挺精神である「精鋭無比」が刻印されている。
価格は4万2900円。
海上自衛隊「掃海隊群」モデル
機雷戦および水陸両用戦を主任務としている、海上自衛隊の掃海隊群をテーマとしたモデル。
ISO6425潜水防水規格に準拠する200m防水性能に加えて、「航海に出ると曜日感覚がなくなる」という隊員のリアルな声を反映した、デイデイトカレンダー機能を搭載している。さらに目印のない海上においても、時刻と太陽の位置から方位を割り出すことができる内転式の方位計を備えたダイバーズウォッチ仕様となっている。
マットなブラックPVD加工を施したケースに、視認性の高いドットインデックスを採用し、ベルトは水中ミッションの際、ウェットスーツの上から着用することも想定した、水に強く汚れにくい長めのラバーベルトを採用した。
9時位置には、掃海隊群のエンブレムに描かれている三つ頭の竜がデザインされている。裏蓋には2020年に新編された掃海隊群所属の水陸両用戦・機雷戦戦術支援隊「AMWC」のエンブレムを刻印した。
価格は4万1900円。
航空自衛隊「飛行教導群」モデル
航空自衛隊での戦闘機訓練において敵を演じる専門の仮想敵機部隊である、飛行教導群(アグレッサー)へのオマージュを込めて製作されたモデル。
1/20秒単位での時間計測が可能なクロノグラフ機能に加え、ベゼルには直感的な回転操作により速度計算や燃料計算が可能なフライトコンピューター(回転計算尺)を実装している。
ベルトは軽く撥水性や耐久性に優れたCOURDURAナイロン製のNATOベルトを採用。金具部分にはアグレッサーを意味する「AGR」を刻印している。
盤面の6時位置には、「高い知能を持ち、一撃必殺の毒で敵を仕留め、背後の敵機への警戒も万全である」という意味が込められている飛行教導群の部隊マーク「コブラ」をデザインした。裏蓋には「撃墜されたらこうなる運命」との戒めが込められたパイロット着用のフライトスーツに付いているパッチデザイン「ドクロ」が刻印されている。
価格は4万1900円。
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