エンゼルスのマイク・トラウト外野手(31)が、「2番中堅」で出場する。WBC米国代表の主将として、21日の決勝日本戦までチームをけん引。準優勝に貢献した。

初出場のWBCを振り返り、「アンビリーバブルの経験だった。高校の時を思い出させてくれたような感じ。野球をやっていて、最も素晴らしい時間の1つだったと思う。僕はああいう雰囲気でプレーすることが必要だった。プレーオフでまた、戦いたい」と語った。

決勝戦では1点を追う9回2死でエンゼルスの同僚・大谷翔平投手(28)と対戦。空振り三振に倒れ、試合終了となった。チームでは2月のキャンプ以来の再会となり、「ハグしたよ。彼は特別な才能の持ち主。今はチームメートだし、仲間でうれしいね」と笑った。