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【開幕】開館50周年記念 特別展「田中一光 デザインの幸福」奈良県立美術館で6月11日まで - 読売新聞社

【開幕】開館50周年記念 特別展「田中一光 デザインの幸福」奈良県立美術館で6月11日まで

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田中一光《Nihon Buyo》1981年  © Ikko Tanaka / licensed by DNPartcom
開館50周年記念 特別展「田中一光 デザインの幸福」
会場:奈良県立美術館
会期:2023 年4月22日(土)~6月11日(日)
開館時間: 9時~17時(入館は16時30分まで)
休館日:月曜日
入館料: 一般1,200円/大・高生1,000円/中・小生800円
詳しくは、美術館公式サイト

奈良県立美術館(奈良県奈良市)で4月22日から、開館50周年記念 特別展「田中一光 デザインの幸福」が開幕しました。
奈良に生まれ、日本、そして世界を舞台にグラフィックデザイナーとして活躍した田中一光(1930~2002年)。本展は、開館50周年を記念するとともに、コロナ禍により、急きょ会期半ばで閉幕した2020年の特別展「田中一光 未来を照らすデザイン」以来の大規模な特別展です。同館所蔵の200点以上のコレクションから、選りすぐられた代表作、更には田中一光と三宅一生のコラボレーション、ロゴマークなどのデザインなど、合計182件の作品が一堂に会します。

本展は、さまざまなトピックによる6章の展示構成から、田中一光の創作を紹介します。

Ⅰ.田中一光の発想①:顔・流水
Ⅱ.田中一光の発想②:植物・文字
Ⅲ.デザインと社会の幸福な関係:ロゴマーク
Ⅳ.田中一光の「いろ」と「かたち」①:ピラミッド・綱・ロープ
Ⅴ.田中一光の「いろ」と「かたち」②:記号・文字・墨戯
Ⅵ.特別企画 IKKO TANAKA  ISSEY MIYAKE

日本のグラフィックデザインの黎明期から活躍

田中一光 《JAPAN》 1986年  © Ikko Tanaka / licensed by DNPartcom

奈良市内に生まれた田中一光は、幼い頃から奈良の歴史と文化に親しんで育ち、学生時代を京都で過ごしました。大阪でデザイナーとしての出発を果たすと、その後は活動の場を東京へと移し、その経歴は日本のグラフィックデザインの黎明と発展に重なるような道のりでもありました。2022年には没後20年を迎え、その業績は現在もなお世界のデザインに影響を与え続けています。

グラフィックデザイナーだけでなく、ディレクター・プロデューサーとして

田中一光 《Ikko Tanaka at Cooper Union》 1987年 © Ikko Tanaka / licensed by DNPartcom

田中一光は、グラフィックデザイナーとして、ポスター、書籍などのエディトリアルから、ロゴマーク、CIといった企業、組織に関わるデザインを担当し、作品を遺しました。

更に、デザインを通じて、文化を発信・紹介するディレクター・プロデューサーとして高い手腕を発揮しました。「無印良品」誕生からのアートディレクターであったことでも知られています。仕事の垣根を越えた幅広い交流の輪から、デザインの枠を超え、文化創造の展開を目指していた一面もありました。

田中一光の目指したデザインの「幸福」

田中一光 《タイトル不明(赤と白の椿)》

社会との密接な関係を示す田中一光の業績を通じて、今も変わらず見るものを幸福にする力を秘めた作品から、本展の副題「デザインの幸福」に込められた〈田中一光の目指したデザインの「幸福」〉を味わう特別展です。

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