ロシアによるウクライナ侵略で、露軍高官は9日、米欧諸国からウクライナに供与される主力戦車に対抗するための特別部隊を編制したと発表した。タス通信が伝えた。ロシアは従来、「ウクライナ軍が米欧製主力戦車を実戦投入しても戦況は変えられない」と主張。だが、戦車のウクライナへの引き渡しが進んでおり、露軍はウクライナ軍が反攻を本格化させることを警戒しているもようだ。
同高官によると、部隊には狙撃兵や携帯型対戦車ロケット弾を運用する兵士、自爆型無人機(ドローン)の操縦を担当する兵士らが含まれるという。特別部隊の規模や配備される場所は明らかになっていない。
主力戦車のウクライナへの供与を巡り、米欧側はドイツ製の「レオパルト2」や「レオパルト1」、英国製の「チャレンジャー2」、米国製の「エイブラムス」など計300両規模を引き渡す計画だとされる。欧米メディアやウクライナメディアによると、既にレオパルト2やチャレンジャー2など数十両の引き渡しが完了している。
ウクライナは米欧製戦車で複数の戦車大隊を編成し、反攻を開始する方針。同国のレズニコフ国防相によると、米欧製戦車は今月~5月中に実戦投入される可能性があるという。
一方、前線の戦況を巡り、ウクライナ軍は9日、南部ザポロジエ州の州都ザポロジエが同日未明に露軍のミサイル攻撃を受け、11歳の少女を含む民間人3人が死亡したと発表した。
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