Search

2023年秋の京都非公開文化財特別公開にご招待 - 朝日新聞デジタル

 2023年秋の京都非公開文化財特別公開(京都古文化保存協会など主催、朝日新聞社特別協力)が10月28~11月26日、京都市内の寺社など15か所で開催され、ふだんは見ることのできない貴重な文化財が公開されます。この招待券を30名様におひとり2枚ずつプレゼントします(朝日新聞Reライフプロジェクト読者会議メンバー限定)。1枚につき1人1カ所、拝観することができます。応募締め切りは9月24日です。

ポスター西本願寺飛雲閣

2023秋の京都非公開文化財特別公開ポスター。写真は、西本願寺飛雲閣(国宝)

2023年秋の京都非公開文化財特別公開

 京都非公開文化財特別公開は、文化財保護の大切さを知ってもらおうと、京都古文化保存協会が1965年秋に始めました。99年からは原則年2回、春と秋に実施されています。

 今回の特別公開には、大きなテーマが二つあります。一つは、来年登録30年を迎える世界遺産「古都京都の文化財」。構成する17寺社などのうち6寺社が特別公開に参加します。

 このうち、国宝絵巻「鳥獣人物戯画」で知られる高山寺(右京区)は金堂と釈迦如来坐像を初めて一般に公開します。金閣寺の方丈(北区)と西本願寺の飛雲閣(下京区、国宝)は、この特別公開としては9年ぶりのお目見えになります。西本願寺は書院(下京区)も公開されます。

 もう一つのテーマは、ことしが浄土真宗の宗祖親鸞(1173~1262)の生誕850年にあたること。そのことにちなんで西本願寺の門前町にある法輪寺、一念寺、明覺寺(いずれも下京区)が初めてこの特別公開に参加します。

 そして、初公開がもう一つあります。祇園祭で知られる京都・四条の八坂神社(東山区)の本殿(国宝)です。本殿の中を一般に見せるのは初めてのことになります。

 このほか、知恩院三門(東山区、国宝)、東寺の講堂(南区、重要文化財)、五重塔(同、国宝)、冷泉家住宅(上京区、重要文化財)と所蔵文化財などを見ることができます。

京都非公開文化財 本文用(知恩院三門)国宝 三門二層内部

知恩院 三門(国宝)二層内部

京都非公開文化財 本文(東寺)国宝 五重塔 初層内陣

東寺 五重塔(国宝)初層内陣

京都非公開文化財 本文用(冷泉家)御所人形 貞明皇后より拝領

冷泉家 御所人形 貞明皇后より拝領
=写真はいずれも京都古文化保存協会提供

文化財を一緒に守っていってほしい

 主催の京都古文化保存協会の後藤由美子事務局長は「今回の特別公開では、世界遺産でなじみの深い6寺社などを公開させていただきます。その一つ、高山寺は2018年の台風で大きな被害を受け、復旧のためにクラウドファンディングを実施しました。世界遺産であっても、その維持・継承は容易ではありません。特別公開を通じて、そうした現実を知っていただき、文化財愛護にご理解をいただいて、文化財を一緒に守っていっていただければと願っています」と話しています。

・拝観料は貴重な文化財の保存や修理、維持管理などに役立てられています。

・公開場所によって公開期間や時間が異なります。また、期間や時間が変更になることもあります。来場いただく前に必ず、京都古文化保存協会2023年秋の京都非公開文化財特別公開の公式サイトをご覧いただき、最新の情報をご確認ください。

2023年秋の京都非公開文化財特別公開 開催概要

  • 日時

    10月28(土)~11月26日(日) 午前9時~午後4時(拝観受付)
    ※会場によって会期は異なります。時間も違う所があります。
    ※法要神事等により期間や時間が変更となる場合があります。
    ※最新の情報は協会ホームページをご確認ください。
  • 会場
    (◎は世界遺産)

    ・上賀茂神社<北区>◎ 10/28(土)~11/26(日)
    ・下鴨神社<左京区>◎ 10/28(土)~11/26(日)
    ・知恩院 三門<東山区> 10/28(土)~11/6(月)
    ・鹿苑寺(金閣寺)方丈<北区>◎ 11/1(水)~11/12(日)
    ・東寺 講堂・五重塔<南区>◎ 11/1(水)~11/12(日)※受け付けは午前8時~午後4時半
    ・冷泉家<上京区> 11/2(木)~11/5(日)     
    ・八坂神社<東山区> 11/2(木)~11/12(日)※受け付けは午前10時~午後3時半
    ・泉涌寺 本坊・霊明殿<東山区> 11/6(月)~11/19(日)
    ・高山寺 金堂<右京区>◎ 11/11(土)~11/20(月)
    ・西本願寺 飛雲閣<下京区>◎ 11/12(日)~11/21(火)
    ・西本願寺 書院<下京区>◎ 11/12(日)~11/21(火)
    ・法輪寺<下京区> 11/12(日)~11/20(月)
    ・一念寺<下京区> 11/12(日)~11/20(月)
    ・明覺寺<下京区> 11/13(月)~11/26(日)※11/19(日)は拝観休止、11/17(金)と11/24(金)の受け付けは午後2時まで
    ・廬山寺<上京区> 11/17(金)~11/26(日)

  • 拝観料

    1カ所大人1000円、中高生500円
    ※「東寺 講堂・五重塔」の拝観料は、大人800円、高校生700円、中学生以下500円です。
    ※「泉涌寺 本坊・霊明殿」および「高山寺」は別途、入山料500円が必要です。

  • お問い合わせ

    公益財団法人京都古文化保存協会事務局
    電話:075-451-3313(平日午前10時~午後5時)

【拝観にあたって主催の京都古文化保存協会からおねがい】

 京都非公開文化財特別公開は新型コロナウイルスの感染予防対策を実施した上で開催いたします。ご来場の前に必ず、「新型コロナウイルス感染症の感染予防・拡大防止のためのお願い」をご確認ください。

※京都古文化保存協会のホームページはこちら

応募する

Adblock test (Why?)



from "特別" - Google ニュース https://ift.tt/J4HIF83
via IFTTT

Bagikan Berita Ini

Related Posts :

0 Response to "2023年秋の京都非公開文化財特別公開にご招待 - 朝日新聞デジタル"

Post a Comment

Powered by Blogger.