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女子ラグビーが特別視されない社会へ 元代表選手が英国で迎えた転機:朝日新聞デジタル - 朝日新聞デジタル

ラグビーを語ろう

 ラグビー女子日本代表だった鈴木彩香さんは、「ウィメンズラグビーコミュニティ」の中心メンバーとしてラグビーの普及に取り組んでいます。日本大会の熱狂から4年、9月8日開幕のワールドカップ(W杯)フランス大会に期待することを聞きました。

 ――前回2019年のW杯日本大会には、どう関わっていましたか。

 「横浜市の開催都市特別サポーターという立場で、大会のPR活動などをしていました。日本―スコットランド戦は横浜国際総合競技場で観戦しました。日本代表は初めてベスト8入りし、世界では通用しないのでは、というイメージを吹っ飛ばしました」

 「日本代表の選手は、勝つだけじゃなくて、子どもたちに感動を与えるという使命感を持って臨んでいる、と感じました。社会的な影響は大きく、日本大会をきっかけに、ラグビーを始めた子も多いと思います」

 「ラグビーのルールは知らないけれど、選手が頑張っている姿に感動をもらったという声も聞きました。女性を含め、そういったライトなファンも増えましたね。男子ラグビーのおかげで、女子ラグビーにも興味を持ってもらえた、という実感もあります」

 ――国際大会は影響が大きいですか。

 「女子ラグビーも16年リオデジャネイロ五輪で正式競技に採用されて、注目度が上がりました。他競技から転向して五輪出場をめざす選手や、草の根レベルでは、娘にラグビーをやらせる親御さんも出てきました」

いいコーチが1人増えても、変わらない

 「私は大学時代、居酒屋で週…

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ラグビーワールドカップ2023

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