日本製鉄の鋼材を取り扱う流通事業者でつくる「ときわ会」がまとめた5月末時点のH形鋼在庫量は、4月末より3600トン（2.0%）少ない17万7800トンだった。減少は4カ月連続で、2年5カ月ぶりの低水準を記録した。新型コロナウイルス感染拡大の影響もあって需要は停滞したものの、メーカーの減産や流通業者の仕入れ抑制で在庫整理が進んだ。
5月の出庫量は前の月より1万200トン（13.9%）少ない6万3300トンだった。大型連休があったため前月から大きく減少した。日本製鉄の担当者は「1日当たりの出庫量は3月を底に回復傾向にある」と説明し、在庫水準は適正化しているとの認識も示した。入庫量は800トン（1.3%）減の5万9700トンだった。
日本製鉄は6月契約分の一般流通（店売り）価格を、5月契約分から据え置く。
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June 09, 2020 at 04:25PM
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H形鋼在庫、2年5カ月ぶり低水準 5月末 減産・仕入れ抑制で - 日本経済新聞
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