四季折々「旬」の魚を「楽しく釣って! おいしく食べる!」をモットーにしている私。夏は、やはり「アジ」は外せないターゲットだ。関東屈指の「ブランドアジ」として名高い東京湾の極上アジ。脂をたっぷり蓄えた黄色い幅広ボディーが多くの釣り人を魅了している。長い梅雨の後、海水温の上昇に伴って釣果も上向いてきたと聞き、浦賀港「前田丸」に伺った。 (ダイワ・フィールドテスター 田渕雅生)
◆観音崎沖で連日大賑わい
<概況> 周年アジ釣りを看板に掲げている前田丸。かじを取る前田悦男船長は地元・浦賀沖や観音崎沖をメインの釣り場とする。
今年の梅雨時期は全国各地で大雨に見舞われ、流入河川の多い東京湾では連日雨水が大量に流れ込み、海水温がなかなか上がってこず、アジの釣果もいまひとつだった。しかし、梅雨明けと同時に模様は一変。現在は観音崎沖の大アジが連日好調に釣れ盛っている。
◆船長指示ダナは底から2〜3メートル!10センチピッチで「真ダナ」探る
<釣り方> ビシに詰めるコマセの量は7〜8分目。前田丸ではひきたての粗めミンチを用意してくれる。投入時はビシを振り子のようにして少し前に軽く投げ入れる。この時に仕掛けがテンビンやビシに絡んでいないか要チェック。
落下時はサミングしながらなるべく余分な糸フケを出さないようにする。着底後に底立ちを取り直したら1・5メートル上げてコマセを振り、さらに50センチ上げてもう一振り、さらに50センチ上げてもう一振りし、そのまま待つか、ゆっくり竿先を上げてアタリダナを探る。
船長の指示ダナは底から2〜3メートルとのこと。その間を10センチピッチで「真ダナ」を探るのがアジ釣りの面白いところだと私は思う。アジは口周りが弱い魚で、上アゴに針掛かりさせないとバレてしまう。ましてや東京湾の大アジに速潮とくればなおさらだ。
「真ダナ」で食わせると上アゴのセンターに針掛かりする。これだとタモ入れしなくてもバレ難いので手返しが良くなり釣果を伸ばすことができる。「釣って楽しく!食べておいしい!」東京湾のブランド大アジ。 たかがアジと侮るなかれ。 その引きは一瞬「マダイが食ったか?」と思わせるほど強烈。まだ未体験の方は、ぜひ一度お試しあれ!
◆開始1時間足らずで全員が釣果達成
<当日の状況> 定刻の7時15分出船。既に気温は30度を超え、「絶好のアジ釣り日和」と呼ぶには、いささか暑すぎる。いつも以上に飲み物や塩飴などを多めに持ち込み熱中症対策を考慮した。
ポイントは航程20分程と近い。東京湾で、観音崎と富津岬に挟まれてグッと水路が狭くなっている海域。そのため潮流がものすごく速い。水深は40メートル前後だ。コマセのイワシミンチとアカ短は乗船料に含まれている。濁り潮が多い東京湾で有効なイソメは朝の受け付けで購入するシステムだ。
朝一の数投はコマセをまいてアジを集める作業。皆さん黙々とコマセを振り続ける。20分程、経過したころに右舷大トモの常連さんがタモでアジをすくい上げた。いきなり登場したのは、これぞ東京湾のブランド大アジ。続いて左舷、大トモのお客さんにもタモが入る。これまたイナダと見まがうほどの大きさだ! それからは船中あちこちで大アジが取り込まれた。
気付けば開始から1時間足らずで全員が釣果達成。そこで私も竿を出し大アジ釣りを堪能させてもらった。上がったアジは体高も厚みもあって見るからにおいしそう! アフターフィッシングが楽しみだ。
取材当日は大潮回りだったが、出船から9時半ごろまでは思っていたほど潮が速くなく、比較的釣りやすい状況だった。ところが9時半を過ぎると一気に潮が速くなり、130号のビシでもラインが真横に出ていく状況に。こんな時はサミングしながら仕掛けを落としていくように心掛けるのがベスト。
ちなみに当日の付け餌だが、前半は少し大きめに切ったアカタン(赤く染めたイカの身)が、後半はアオイソメが良かった。
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August 27, 2020 at 06:15AM
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<ブチさんの楽笑釣行>浦賀港・前田丸からブランドアジ狙う - 中日スポーツ・東京中日スポーツ
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