特別展アリス― へんてこりん、へんてこりんな世界 ― |
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会場:森アーツセンターギャラリー[六本木ヒルズ森タワー52F] |
会期:2022年7月16日(土)~10月10日(月・祝) |
休館日:会期中無休 |
チケット料金や購入方法などは後日発表 詳しくは展覧会公式サイトへ。 |
アリスのふるさとイギリスから、六本木にやってくる「へんてこりん、へんてこりんな世界」。アリスの世界に迷い込んで楽しめること間違いなしの展覧会が7月16日から森アーツセンターギャラリーで始まります。
世界中で広く知られている「不思議の国のアリス」というお話。
イギリスの博識家で数学者であるチャールズ・ラトウィッジ・ドジソンが、「ルイス・キャロル」のペンネームで書いた児童文学「不思議の国のアリス」がはじまりでした。その独特の世界観から、映画やアート、ファッションなど、「アリス」は文化現象として広がりを見せ、現在にいたるまで多くの作品が生み出されることとなります。
世界巡回中のこの展覧会は、お馴染みのアリス作品から、ちょっとシュールなものまで、英国ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館(V&A)と海外所蔵作品を中心とする、作品と資料約300点が集結します。
アリスの不思議な国へ没入
不思議の国に迷い込んでしまったような、原作の世界観あふれる展示で、アリスの世界に入り込みましょう!
「不思議な国のアリス」の初版
初版の「不思議の国のアリス」に描かれた挿絵は必見です。描いたのは当時イギリスの日常生活の風刺して人気を博した雑誌「パンチ」の看板漫画家であったジョン・テニエル。風刺画家らしいシュールなアリスも魅力的です。
ケーキを食べて首が伸びたアリス。ページの下部には「ああ、かわいそうな私の足さんたち」という言葉があります。
酒井駒子、ダリ、草間彌生 それぞれの「アリス」
絵本作家の酒井駒子さんが描いたアリスなど、後に日本にも伝わった「アリス」の文化に影響を受けた、作品も展示されます。
現代でもデザイナー、演出家、振付家など、多くのアーティストにインスピレーションを与えるモチーフであり続ける「アリス」。
舞台化されたアリスの世界にも注目です。ロイヤル・バレエ団の「不思議の国アリス」に登場するハートのクイーンの衣装など、公演ポスターや舞台衣装、セット模型などが展示され、本から飛び出したアリスの世界を楽しむことが出来ます。
ほかにも、ディズニー映画「ふしぎの国のアリス」のアニメセル画や、サルバドール・ダリや草間彌生の作品まで、アリスに影響されたさまざまな作品が並びます。
(読売新聞デジタルコンテンツ部)
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