沖縄復帰50年記念 特別展「琉球」が7月16日から9月4日まで、福岡県太宰府市の九州国立博物館で開かれる。沖縄の独自の歴史と文化を育んだ琉球王国の成立や特色について、国宝の尚家宝物など沖縄が誇る多様な文化財を通じて紹介する。
沖縄の至宝 一堂に
特別展「琉球」は東京と九州の二つの国立博物館を巡回する。5月3日に開幕した東京会場では、紅型(びんがた)や漆器など美しい色彩と高い技術の品々が並び、来場者を魅了している。
紅型とは、顔料を使用した鮮明な色合いと力強いデザインが特徴の染め物。ツバメやショウブなど動植物の連続した文様は、実際の姿にとらわれない配色で彩られ、沖縄の明るい空の下で鮮やかに発色するようだ。
九州会場でも紅型のほか、芭蕉・苧麻(ちょま)・絹など多様な素材や技法を用いた琉球染織を、展示替えをしながら紹介する。
九州会場 前売り券販売中
九州会場の前売りは5月15日からプレイガイドなどで始まった。図録や音声ガイド、非売品ポスターが付いた特典付き前売り券は、チケットぴあにおいて、枚数限定で取り扱っている。特別展をしっかり楽しめるお薦めのチケットだ。
本展公式図録は2会場の出品作品計約400件をすべて収録。琉球・沖縄の歴史や文化が総覧できる。図録専門販売サイトMARUYODOなどで通信販売も受け付けている。
仲間由紀恵さんが音声ガイド
音声ガイドのナレーターは、NHKの連続テレビ小説「ちむどんどん」に出演中の仲間由紀恵さんが務める。沖縄出身の仲間さんは「復帰50年の節目の年、素晴らしい沖縄の歴史・文化を見ていただいて、もっと沖縄を好きになっていただければと思います」とコメントを寄せている。
利用料は600円。スマートフォン向けにアプリ版を730円で配信する予定だ。
イベント名 | 沖縄復帰50年記念 特別展「琉球」 |
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開催日 | 7月16日(土)~9月4日(日)
※月曜休館。7月18日と8月15日は開館し、7月19日は休館 |
開催場所 | 九州国立博物館(福岡県太宰府市石坂4-7-2) |
開催時間 | 9:30〜17:00(金・土曜は20:00まで)
※入館は閉館30分前まで |
観覧料 | 一般:1900円(1700円)
高校・大学生:1200円(1000円) 小中学生:800円(600円) ※かっこ内は5月15日~7月15日の前売り料金 |
公式サイト | 沖縄復帰50年記念 特別展 琉球 |
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