へんてこりんな世界へようこそ「特別展アリス」東京・六本木で開幕 - 朝日新聞デジタル

田中瞳子2022年7月15日 20時30分

　世界中で愛されるルイス・キャロルの名作「不思議の国のアリス」の誕生から、物語がもたらした影響までを一望する「特別展アリス―へんてこりん、へんてこりんな世界―」（朝日新聞社など主催）が16日、東京・六本木の森アーツセンターギャラリーで始まる。

　15日には内覧会があり、関係者らがキャロルゆかりの展示品やインスタレーションに見入った。英国のビクトリア・アンド・アルバート博物館で昨年話題となった展覧会の世界巡回展。日本独自の展示も加わっている。挿絵画家ジョン・テニエルによる原画や、ディズニー映画のアニメーションセル、バレエやミュージカルの舞台衣装など約300点を紹介する。

　「不思議の国のアリス」が英国で生まれてから約160年。170以上の言語に翻訳されたこの物語の影響は文学にとどまらず、映画、舞台、ファッションにも刺激を与え続けてきた。　10月10日まで。詳細は展覧会公式サイト（https://alice.exhibit.jp）。（田中瞳子）

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