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「アリスの世界に没入できるように」特別展アリスで音声ガイドに初挑戦した女優の上戸彩さん - 読売新聞社

森アーツセンターギャラリー(六本木)で開催中の「特別展アリス―へんてこりん、へんてこりんな世界―」では、女優の上戸彩さんが音声ガイドに初挑戦しています。収録後に美術展ナビがインタビューしました。(聞き手 読売新聞デジタルコンテンツ部 岡本公樹)

Q 初の音声ガイドはいかがでしたか?

やってみたいと思っていたお仕事の一つだったので、今回お話をいただいた時も「やるやる」という感じでした。アリスの役になれるところがあったりとか、クイズ形式になってるところがあったり――。音声ガイドってこういう感じなんだっていう新たな発見がありました。私自身が美術展や展覧会にあまり足を運ぶタイプではなかったので、今回こうやって音声ガイドをして、展覧会がすごく身近なものに感じました。

Q 初めてアリスと出会ったのはいつですか?

いつの間にか、ですね。「小学生の時に見てすごく衝撃的で」というよりは、いつの間にか自分も見ていて、いつの間にか周りの友達も好きになっていて、いつの間にか誰かがアリスのコスプレをしていて、誰かはグッズを持っていて。
今回、音声ガイドとサポーターの仕事をいただいて、家であらためて見直したら、私が持っている物の中にアリスがデザインされてるワンピがあったり、娘はディズニーで買ったアリスの衣装を持っていたり。アリスの本は何冊もありましたね。仕掛け絵本は日本語バージョンと英語バージョンの両方ありました。
「アリスが大好き」って普段から強く思っているわけでなくても、洋服から、本、おもちゃまで、ポンポンポンと、生活のいろんなところにアリスが自然に散りばめられていることを、自分の家で知りました(笑)。

Q 娘さんもアリスが好きなのですね

仕掛け絵本は本当に一緒によく見ていました。
今回このお仕事をいただいてから、アリスのアニメとj実写版「アリス・イン・ワンダーランド」を娘と見比べてみました。「こんなシーンなかったのね」とか「こっちではこうだね」って、私以上に娘のほうが気づいて、役名を覚えるのも早いですし、逆にいろいろ教えてもらいました。
娘の方が、本が好きなので、今では勝手にいろんな本を読んでいます。この間なんかは、教科書の音読を毎日読んでくれるんですけど、逆に「じゃあママがやって。丸付けするから」と。そうしたら、スラスラとかは○だったのですけど、表現力は△、表情も△をいただきまして、私の本職が…(笑)。結構本気で読んだんですけど、難しいですね。

Q 展覧会で実際に見てみたい作品は?

「ドードーの複合骨格」を生で見てみたいな。あとはやっぱりファッションですね。ヴィヴィアンウエストウッドが作った本物の衣装を見てみたいし、ロイヤルバレエ団のアリスも見てみたいです。

とにかく、このアリス展は、絶対飽きさせません。
アリスって子供だけでもなく、大人だけでもなく、女の子だけでもなく――これまで多くの人たちの心や才能を動かしている作品です。
絵画だけ、音楽だけに絞った展覧会やイベントもありますが、今回のアリス展に関しては、原作のアリスを通して、いろんな人がインスパイアされて作ったものが幅広く展示されています。原画はもちろんですけど、いろんなアリスを一気に楽しめます。だから、どんな方でも、いろんなものをたくさん感じ取れる場になると思います。

例えば「お茶会」もプロジェクションマッピングを使うなど、アリスの世界に没入できる仕掛けがたくさんあります。音声ガイドも、より見る人を没入させる面白い作りになっているので、私も音声を入れていてすごく楽しかったですし、堅苦しくないカジュアルな感じが、聞きやすくて、アリスの世界に入りやすいと思っています。ぜひ音声ガイドも使ってください。


*音声ガイドは650円(アプリ配信版は730円)

オープニングイベント時の感想

「ドードーの複合骨格」を実際に見て驚きました。また、お茶会のプロジェクションマッピングでは、時間経過を感じられて、自分もアリスの世界に入って楽しめると思います。
ティム・バートンの世界も素敵です。アリスという作品が、みなさんの心にもっと深く刺さることを願っています。是非、会場に足を運んで、生の絵、生の映像、生の洋服を楽しんでいただけたらと思います!

【上戸彩(うえと あや)さん プロフィール】
1985年9月14日生まれ。1997年「第7回全日本国民的美少女コンテスト」審査員特別賞を受賞後、2000年テレビドラマ「涙をふいて」で女優としての活動を開始し、2001年「3年B組金八先生」第6シリーズで一躍脚光を浴びた。2014年には「第37回日本アカデミー賞優秀主演女優賞」を受賞するなど数々のドラマや映画、CMに出演し幅広く活躍している。展覧会の音声ガイドを務めるのは、今回の「アリス展」が初めて。

特別展アリス―へんてこりん、へんてこりんな世界―
会期:2022年7月16日(土)〜10月10日(月・祝) ※会期中無休
会場:森アーツセンターギャラリー(六本木ヒルズ森タワー52F)
(東京都港区六本木6-10-1)
開館時間:10:00〜20:00
月・火・水曜は18:00まで、9月19日、10月10日は20:00まで、最終入館は閉館30分前まで
一般2,100円(2,300円)/大学生・専門学校生1,500円(1,700円)/高校生1,300円(1,500円)/小中生700円(900円)
*()は土日祝日
*事前予約制
会期・開館時間は変更の可能性があります。最新の情報は公式サイトhttps://alice.exhibit.jpで確認を。
*2022年12月10日(土)より、大阪会場(あべのハルカス美術館)へ巡回予定。

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