ウクライナから避難のバレエダンサー淡路島で特別公演｜NHK 関西のニュース - nhk.or.jp

ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が始まってから半年であり、ウクライナの旧ソビエトからの独立記念日にあたる２４日、兵庫県の淡路島では、ウクライナから避難してきたバレエダンサーたちによる特別公演が開かれました。

この特別公演は、ウクライナから避難したダンサーたちの活躍の場を作ろうと、淡路市野島に新たに作られた劇場で行われ、ウクライナの国立バレエ団に所属していたダンサーやバレエの講師らが出演しました。
この中では、ウクライナの国旗の色である青と黄色のリボンを身につけたウクライナ人の２人が、みずから振り付けたウクライナの民族舞踊を生演奏に合わせて満面の笑みで踊りました。
また、ウクライナ国歌が流れたほか、ベートーヴェンの「第九」の生演奏とともに、出演者全員で盛大な踊りが披露され、およそ１３０人の観客からは大きな拍手が起きていました。
南あわじ市から訪れた３０代女性は、「とても踊りがきれいで、ウクライナにとって大切なきょう、公演を見ることができてとてもよかった」と話していました。
出演したマルガリータ・ドシャコワさんは「独立記念日の大切な日に踊りを披露することができ、お客さんに喜んでもらえてうれしかった」と話していました。
また、ネリア・イワノワさんは、「この公演が平和につながることを願います」と話していました。
この特別公演は、今月（８月）２７日まで行われ、売り上げの一部はウクライナの人道支援に役立てられるということです。

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