
大阪府議会では、長年の慣例により議員に対して使われてきた「先生」という呼び方をやめるよう求めていくことになりました。
長年の慣例により議員に対して使われてきた「先生」という呼び方について、大阪府議会では、先週、森和臣議長らが「議員が特別であるとの勘違いを助長することにつながりかねない」などとして、「先生」という呼称を使わないことを提案しました。
これについて、28日の議会運営委員会で委員会に所属するすべての会派が賛成したことから、議長と副議長が、府議会の議員に対して「先生」と呼び合うことをやめるよう求める文書を出しました。
また、府の職員に対しても「先生」と呼ばないよう求めており、今後は、名前に「議員」や「さん」などを付けて呼ぶことになる見通しです。
さらに、28日の議会運営委員会では、本会議などで議員の名前を呼ぶ際に従来の「君」ではなく、「議員」を付けて呼ぶことも確認しました。
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