名古屋ノーベル物理学賞受賞赤崎勇さんの功績伝える特別展｜NHK 東海のニュース - nhk.or.jp

ことしのノーベル賞受賞者の発表が１０月３日から始まるのにあわせて、名城大学ではノーベル物理学賞を受賞し、去年亡くなった赤崎勇さんの功績を伝える特別展が開かれています。

赤崎さんは名古屋大学の教授をへて名城大学の終身教授を務め、青色ＬＥＤの開発に初めて成功したとして８年前の２０１４年にノーベル物理学賞を受賞し、去年９２歳で亡くなりました。
名古屋市天白区の名城大学で３日から始まった特別展では、青色ＬＥＤの実用化によって信号やテレビが大幅に薄型化したり、ブルーレイディスクの開発につながったりした赤崎さんの功績がわかりやすく紹介されています。
また赤崎さんが自宅で使っていた机や愛用していた虫眼鏡、手書きのノートが展示されているほか、子どもの頃から試験では１番難しい問題から取り組んだというエピソードなども紹介され、赤崎さんの人柄も伝わる展示となっています。
特別展を企画した名城大学の田上瑛さんは「改めて青色ＬＥＤによって私たちの生活がどれくらい変化したかや先生の人柄を知ってもらうことで、科学に興味をもってくれる子どもたちが増えればうれしいです」と話しています。
特別展は来年３月末まで名城大学天白キャンパスの校友会館で開かれています。
※赤崎勇さんの「崎」は「立つさき」

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