
日本画壇の巨匠から現在活躍中の作家の作品などを集めた日本画などの特別展が21日から唐津市で開かれています。
この特別展は、唐津市近代図書館の開館30周年を記念して開かれ、岡山県の新見美術館がコレクションしている日本画など50点が展示されいます。
このうち、横山大観の「不二山」は1935年の作品で、富士山の頂上に降り積もった雪の白さと山肌の黒さが対照的に表現されています。
また、神奈川県出身の日本画家、藤本理恵子さんの「麗」は、ダチョウの羽毛の部分にゆりなどの可憐な花を描くことで幻想的な表現となっています。
唐津市近代図書館の坂元大地学芸員は「じわじわするりと心に入ってくる日本画で、なかなか唐津では見られないものが集結しているので、ぜひ足を運んでいただきたい」と話していました。
この特別展は、12月4日まで唐津市近代図書館で開かれています。
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