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県が新型コロナ「医療特別警報」県内の感染急速に広まる|NHK 長野県のニュース - nhk.or.jp

県内で新たに1654人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されました。
また、3日夜の全県の病床使用率が38.8%となり、県は、医療提供体制のひっ迫が見込まれるなどとして、「医療特別警報」を出しました。

県と長野市、松本市によりますと、県内で新たに新型コロナの感染が確認されたのは1654人でした。
3日が祝日で、外来診療や検査を休んだ医療機関が多いため単純な比較はできないものの、先週の金曜日より485人増え、前の週の同じ曜日を上回るのは13日連続です。
新たな集団感染は、高齢者施設と障害者施設の合わせて3か所で確認されました。
これで県内の感染者数の累計は、24万3504人となりました。
また、3日夜の全県の病床使用率は前の日より4.7ポイント高い38.8%で、「医療特別警報」を出す目安となっている35%を上回りました。
地域別では、中信が46.8%、東信が44%、北信が43.4%、南信が40%です。
重症者用病床に入院している人はいません。
全県の病床使用率が38%を超える高い水準となったのは、ことしの9月12日以来です。

新型コロナウイルスの感染が急速に広がり、医療提供体制のひっ迫が見込まれるなどとして、長野県は4日夜、県内全域に「医療特別警報」を出しました。
県は、医療体制への負荷に伴って出している独自の医療アラートについて、病床使用率が目安の25%を上回ったことから、先月20日に「医療警報」を出して注意を呼びかけていました。
しかし、病床使用率の上昇は続き、3日夜には「医療特別警報」を出す目安の35%を上回る38.8%になりました。
このため阿部知事は、緊急の会見を開き、医療提供体制のひっ迫が見込まれるなどとして、4日夜、県内全域に「医療特別警報」を出したことを明らかにしました。
また、新規感染者数を目安に出される県の感染警戒レベルについても、県内の10地域のうち長野、松本、佐久、上田、諏訪、南信州、北アルプス、北信の8つの地域で、上から2番目の「5」に引き上げました。
このほかの上伊那木曽は「4」のままです。
阿部知事は、一部の医療機関では、診察を断らざるを得ない状況になるなど外来診療もひっ迫し始めていると説明しました。
一方で、今後の対応について、感染が急速に広がっているものの重症化する人がほとんどいないことから、店舗の営業時間の短縮など、強い行動制限は求めないことを明らかにしました。
そのうえで、オミクロン株対応のワクチンや季節性インフルエンザのワクチンを接種することで、重症化を防ぐよう呼びかけました。
阿部知事は「今後、季節性インフルエンザとの同時流行や、第7波を上回る流行が懸念される。これ以上の感染拡大を食い止め、病床使用率が50パーセント以上で発出する『医療非常事態宣言』は回避したい。新型コロナ以外の診療に影響が出れば、さらなる対応を考えなければならないので、感染しない、させないよう基本的な感染対策を徹底してもらいたい」と述べました。

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