4年ぶりに名古屋グランパスに復帰したMF和泉竜司(29)が、ホームへの帰還を心待ちにしている。「特別なクラブ」と語るグランパスに復帰したシーズンのホーム開幕戦。豊田スタジアムで、グランパスのユニホームを着てプレーする日を楽しみにしながら、次戦は戦う姿勢がより必要になると語った。チームは22日、愛知県豊田市のトヨタスポーツセンターで練習した。
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京都戦に出場すれば、2019年11月23日の鳥栖戦以来、1190日ぶりに豊田スタジアムをホームで戦う。「チームのためにプレーする姿、勝ちにこだわる部分」。グランパスでプロ入りした青年は、たくましさを増して帰ってきた。
「この3年間はアウェーという形で帰ってきたけど、自分の中で特別なクラブだったし、スタジアムだった。敵チームだったとしても、特別な思いがあった。こうしてグランパスに帰ってきて、ホームで素晴らしいファミリーを背にプレーできるのは本当に心強い」
20年に鹿島へ移籍した後は、豊田スタジアムで3回プレーした。敵地として訪れた時でさえ「一応敵だったけど、帰ってきたな、という気持ちのほうが強かった」。かつてのホームスタジアム、かつてプレーしたユニホームへの思い入れが、変わることはなかった。
三重県出身の和泉にとって、グランパスは地元にほど近いクラブでもある。友人などからの連絡はないが「何も言わずに来てくれる人もいるし、家族とかも来ると思う」という。しかし「変わらずしっかり、自分のプレーをやりたい」。見せるのは、いつも通り、全力で戦う姿勢だ。
相手に迎える京都を「タフにしっかり戦ってくる。そこでまず負けてはいけない」と分析。持ち味である対人プレーの強さを発揮しつつ、18日の横浜FC戦(ニッパツ)で課題となったボールを保持しての攻撃も狙う。帰ってきた男は、ホームで誰よりも強く、光り輝く。
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