
京都市にある昭和初期に建てられた邸宅が特別公開され、訪れた人が広間のテーブルに鏡のように映り込んだ庭の新緑を楽しんでいます。
京都市右京区にある「旧邸御室」は、昭和12年に建てられた近代和風住宅で、国の登録有形文化財になっています。
通常は非公開ですが、毎年、この時期に建物や庭が特別公開されています。
建物1階の広間には、直径2メートルほどの大きなテーブルが置かれていて、庭の樹木が鮮やかに映り込むことから「庭鏡」と呼ばれています。
施設によりますと、テーブルには漆が長い時間をかけて磨き込まれて、表面が少し波打っていることから映り込んだ景色が立体的に見えると言うことです。
訪れた人は、庭に青々と生い茂る樹木とテーブルに映り込んだ新緑をスマートフォンで撮影するなどして楽しんでいました。
大阪・高槻市から夫婦で訪れた50代の女性は「ちょうど緑がきれいな季節なのでよかったです。ゆっくり眺めたいです」と話していました。
また、福岡県から訪れた70代の女性は「昭和初期のものが残されているのはすばらしいです。撮った写真を友人に送ります」と話していました。
旧邸御室の特別公開は、今月11日まで行われています。
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