
赤磐市の特別養護老人ホームで介護職員による入所者への虐待があったとして、市は施設に対して行政処分を行いました。
新たな入所者の受け入れを6カ月停止する行政処分を受けたのは、赤磐市西軽部の特別養護老人ホーム「まごころの里 赤磐」です。
2023年4月に通報を受けた市が施設を調査し入所者への虐待が発覚したということです。
市の調査によりますとこの施設では3年ほどにわたって介護職員4人が70代から90代の入所者8人に対し、17件の虐待を行っていました。
入所者が乗った車いすを勢いよく押し、段差につまづいてけがをさせるなどの身体的な虐待や、入所者が介助を依頼しても無視するなどの心理的な虐待があったということです。
赤磐市の友實武則市長は、「適切な運営がなされるよう厳重に指導などを行ってまいります」とコメントしています。
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