特別支援学校の女性校長、生徒を犬に例える…「手をかけすぎているのでは」と教諭を指導 - 読売新聞オンライン

　三重県教育委員会は７日、県立くわな特別支援学校（桑名市）の女性校長が、相談してきた部下の教諭に対し、生徒を犬に例える不適切な発言をしていたことを明らかにした。県教委は、校長の処分を検討している。

　県教委によると、校長は昨年９月、指導に悩んでいた教諭からの相談に対して、「手をかけすぎているのでは。犬だってそうでしょ」などと発言。教諭は今年３月、一身上の都合を理由に退職している。

　匿名の通報で、発言が発覚。校長は県教委の調査に対し、生徒と一定の距離を保ったほうが良い結果をうむことがあるという趣旨で、自宅で飼う犬を引き合いに指導したと説明した。別の職員１人にも同様の発言をしたという。校長は「子どもたちに寄り添っているつもりだったが、人権について理解できていなかった」と話しているという。

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