バスケットボール男子のBリーグ1部（B1）は6日、佐賀市のSAGAアリーナなどで12試合があり、長崎が佐賀に91―81で快勝した。
ともにB2だった昨季は佐賀がプレーオフを含めて6勝2敗と勝ち越したが、この日は西地区3位と好調な長崎が攻撃力を見せた。
前半を6点リードで折り返すと、後半は日本代表の馬場を軸に徐々に長崎が点差を広げる。13得点の馬場はゴール成功率こそ11・1％とシュート精度は欠いたものの、果敢なドライブでファウルをもらい、フリースローで11得点。守備でも体を張って相手エースのガルシアの勢いを封じ、リズムと流れをもたらした。
B1では初の九州ダービーには6千人超の観客が集まった。「九州からしっかりバスケを盛り上げられたら」と長崎の前田監督。自身初の九州ダービーを終え、馬場は「他の選手やスタッフ、コーチ陣から意気込んでいる姿勢が見えて、特別だと思った。勝利できてよかった」と振り返った。（伊藤瀬里加）
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