
仁和寺の中門を過ぎ、五重塔にさしかかると瀬川大秀門跡は足を止め、藤井聡太竜王に説明を始めました。境内の木々は少しだけ紅葉していました。
さて、スマホデビューを果たした御年75歳・瀬川門跡の「デジタル化」について、藤井竜王は興味津々の表情です。竜王戦七番勝負第2局の5日前、「藤井竜王をきれいに写真に撮って、孫と楽しくコミュニケーションを取りたい」と思い立った瀬川門跡は付き人と一緒に携帯ショップへ向かいました。瀬川門跡の「ガラケー」を見た店員から勧められた機種は、いわゆる「らくらくスマホ」でした。

付き人は「門跡は退屈そうな表情でした」と明かしました。すると、店員は思いきって、発売されたばかりの「iPhone14」を手にして、瀬川門跡に見せました。とたんに瀬川門跡の目は輝き、「これにします」と即決したそうです。
「超アナログ」を自認する瀬川門跡ですが、ガラケーからiPhone14への機種変更という英断を下しました。藤井竜王は「思いきりがすごいです」と、目を丸くしました。話の続きを聞きたい様子でした。(吉田祐也)



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