警視庁のシンボルマスコット「ピーポくん」が誕生から35周年を迎え、特別展「ピーポくん History」(警視庁主催)が東京都中央区の「ポリスミュージアム(警察博物館)」で開催されている。警察官とともに都民の安全を守り、愛されてきたピーポくんの誕生秘話などが紹介されている。
ピーポくんは「都民に親しまれる独自のシンボルマスコットを作ったらどうか」との警視庁職員の声を受け、昭和62年4月17日に誕生。英語のピープル(人々)とポリス(警察)の頭文字を取り、名付けられた。
デザインは武蔵野美術大教授の上原幸子さんが担当。頭のアンテナで社会の動きをキャッチし、大きな耳で都民の声を隅々まで聞く。63年には子供たちから「独りぼっちがかわいそう」などと声が寄せられ、「ピー子」(妹)、「ピー太」(弟)といった「ピーポくんファミリー」も誕生した。
警視庁の防犯イベントなどにたびたび参加。平成29年には誕生30周年を記念して制作されたオリジナルアニメの中で、ピーポくんが筋骨隆々でりりしい顔立ちの「スーパーピーポくん」に変身するシーンが話題を呼んだ。
特別展ではこうしたエピソードを紹介するパネルや誕生当時の新聞記事、ピーポくんの着ぐるみなどを展示。この日、家族で訪れた埼玉県越谷市の古城華月(はづき)さん(9)は「ピーポくんに家族がいることはあまり知らなかった。キツネのようだけどキツネではないみたい。かわいい」と笑顔をみせた。
警視庁の重成麻利広報課長は「これからも愛され、東京の安全安心のため活躍してくれると期待している」と語った。
特別展はポリスミュージアム6階のイベントホールで開催。休館日(月曜日)を除いて12月8日まで。入場無料で午前9時半~午後4時(最終入場は午後3時半)。
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