ジャニーズ事務所のジャニー喜多川前社長(19年に死去)の性加害問題について、外部専門家による再発防止特別チームが調査結果およびジャニーズ事務所への提言に関する記者会見を29日に行うことが28日、明らかになった。

特別チームは5月26日に組成され、ジャニーズ事務所に資料の提出を要請し検証を行うとともに、被害者の方々にヒアリングを実施するなど厳正に調査を行ってきた。検証・調査内容を踏まえて、ジャニーズ事務所のガバナンス上の問題に関する調査結果報告書及び再発防止策に関する提言書をジャニーズ事務所に対して提出することとなり、記者会見を開催するという。

性加害問題については6月12日、特別チームの元検事総長で弁護士の林眞琴氏と精神科医の飛鳥井望氏が都内で会見を行った。ジャニーズ事務所は今月4日、公式サイトで、特別チームが調査結果を踏まえた提言を8月末頃に行う見込みであると伝えていた。さらに「弊社は、本特別チームの提言を受けて、できるだけ早く、今後の弊社の取り組みなどについて記者会見にてご説明させていただくことを予定しております」としていた。