
昭和初期に総理大臣を務め「五・一五事件」で暗殺された犬養毅が過ごした富士見町の山荘が、3日、特別公開されました。
富士見町の「白林荘」は、犬養毅が晩年を過ごそうと大正13年に建てた山荘で、翌年に政界を一度引退してから政界に復帰するまでの数年間、この地で庭仕事に精を出し、地元住民と交流を深めました。
3日は富士見町教育委員会が敷地や山荘の内部を特別公開し、地元の人などおよそ20人が参加しました。
3.3ヘクタールほどの広大な庭園は紅葉の見頃を迎えていて、犬養が客人をもてなした茶室や山荘の名前の由来となったシラカバの木、それに、犬養が中国に招かれた際に孫文から贈られたというマツの木などが紹介されました。
山荘の仏間や客間は改修されながら維持されていて、参加した人たちは興味深そうに見学していました。
夫婦で参加した女性は、「華美でなく質素なところに好感が持てました。犬養先生が集めた庭園の植物の種類も豊富で興味深かったです」と話していました。
また、友人と訪れた男性は、「ふだん公開されていない山荘の中を見ることができて、貴重な体験でした」と話していました。
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